読書メモ

読んで気になった文章の引用と感想と

フジモリ式建築入門 P.26

建築は記憶の器であるとすでに述べたが、このことと美は実は切れている。美しくともそうでなくとも、子供の時から見慣れたものは大きな器となる。戦後の公団住宅は美しいとはいいがたいが、そこで生まれ育つと、やがて”団地萌え”を生む。工場だって”工場萌え”を発症させるのだ。

 

フジモリ式建築入門 (ちくまプリマー新書 166)

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